AREKORE

daikikatsuragawaのアレコレ

PyCon JP 2022の振り返り

先日、PyCon JP 2022にスピーカーおよびスプリントリーダーとして参加してきました。

2022.pycon.jp

本記事はその記録です。

カンファレンス

1日目は不参加でした。ただし、Twitterや発表のアーカイブは閲覧し、雰囲気を感じていました。オンラインの恩恵も受けることができました。

2日目から参加しました。オフラインでの技術系のカンファレンスへの参加は初めてで、新鮮でした。企業ブースもたくさん回りました。

カンファレンス感

そして、「データに関する堅牢性と可読性を向上させるpydanticとpanderaの活用方法の提案」という内容で発表しました。

発表直前(サブのモニターがあって発表しやすい)

資料は以下に公開しています。

speakerdeck.com

発表の目的は以下でした。

  • 自分の知見を新たなコミュニティへ伝える(+エコシステムの活性化)
  • 新たなコミュニティへ伝える事により新たなフィードバックを得る

それゆえ、様々な感想や質問をいただいたことは、とてもありがたかったです。こちらについては追々まとめようと思います。

自分の発表以外に、他の方々の発表も聞いていまして、内容から発表時の伝え方や立ち振る舞いまで、様々な観点で学びが多かったです。特に、特定のプロジェクトを軸に話を展開していく方々の話は興味深く、もし次回発表するのであれば、参考にしたいと思いました。

スプリント

3日目は、スプリントに参加しました。遠方からだったこともあり、せっかく参加するのであればと思い、テーマを掲げ、リーダーとして申し込みました。自問自答の末に当初の予定から磨きがかかり、「反実仮想説明法を活用したウェブアプリケーションのMVP開発」というテーマで開発をしました。

これまで執筆した以下の記事に関連したものです。

daikikatsuragawa.hatenablog.com

daikikatsuragawa.hatenablog.com

反実仮想説明法の提供する価値が素晴らしいと思いつつも「具体的にどのように伝えるのが良いか(UI)」という観点で考えたい、可能であれば議論したいと感じていました。そこで、議論の叩きにするためのベースラインとして、まずはウェブアプリケーションとしてカタチにしきろうと思い、MVP開発という体で開発を始めました。

テーマを提案するリーダーでしたが、チームは自分一人でした。そのため、もくもくと作業をしました。「これがもくもく会か…!」とピンときてたりもしました。紆余曲折ありました。本題とは別のところであるライブラリの不具合らしき挙動も発見し、報告したり、個人的に挙動の理解を深めたりできました。ギリギリまでバタバタしましたが、なんとか見せられる状態にしました。当日の成果発表はタイトルだけ書いたスライドを用意し、基本はウェブアプリケーションを実際に動かしながらデモンストレーションをしました。以下はその時の成果発表を後日にまとめたものです。

speakerdeck.com

時間制限があると、これからの時間の取捨選択を強いられ、時間内でのベストを生み出せるのでいいですね。

また、数人の方とお話しさせていただき、それぞれの普段の抱いている課題について共有しました。これがなかなか刺激的で、熱く語り合ってしまいました。

まとめ

そんな様子でPyCon JP 2022に参加してきました。運営の方々、本当にありがとうございました。来年以降も参加したいと思い、すでにネタの思案をしています。様々な観点で、とても学びの多い機会になりました🙋