AREKORE

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技術カンファレンスにおけるポスター発表の準備(備忘録)

先日、PyCon APAC 2023という技術カンファレンスにポスターセッションのスピーカーとして参加してきました。

2023-apac.pycon.jp

ポスターセッションでの発表(以下、ポスター発表)では、スライドを使った発表とは異なる準備が必要でした。本記事はそんなポスター発表の準備の備忘録です。今後、PyConに限らず、技術カンファレンスにおいて、ポスター発表をする方々の参考になれば幸いです。

参考までに作成したポスターは以下です。

speakerdeck.com

準備

前提として、用意していただける展示パネルのサイズは90.0cm×180.0cmでした。せっかくなので1枚のポスターを用意したい、その上でなるべくポスターのサイズを大きくしたいと考え、A0(84.1cm×118.9cm)を選択しました。

ポスターを作成するために使用するツールは「Google Slides」を選択しました。

www.google.com

Google SlidesでA0のポスターを作成するためにページ設定を84.1cm×118.9cmに変更しました。

デザインや様式については「学生・研究者のための伝わる! 学会ポスターのデザイン術」を参考にしました。

印刷はラクスルさんを利用しました。

raksul.com

他社さんとの比較が十分にはできていませんでしたが、よく名前を知っていたのが決め手で選択しています。用紙の種類について、今回印刷するポスターは画像がなく、文字が多かったため、半光沢紙を選択しました。PDFで入稿しました。

半光沢紙(オンデマンド印刷専用紙)

・特徴

オンデマンド専用の紙種です。 フォト光沢紙よりも光の反射を抑えた仕上がりで、文字が多いデザインにおすすめです。

引用:用紙の種類ガイド(ポスター印刷) | ご利用ガイド|印刷のラクスル

ありがたいことにかなりキレイに印刷していただきました。

ポスター

持ち運びはDAISOの「書類ケース 大」を使いました。

書類ケース 大jp.daisonet.com

ポスターが届く時の段ボールでも良さそうだったんですが、値段も「300円(税込330円)」安くオススメです。久しぶりに使ってみると、フタが取れたりしていたので、養生テープなど貼ったりして安定させることが良さそうです。

その後

Speaker Deckにて公開しました。

speakerdeck.com

まとめ

本記事をベースラインとして捉えていただいて、技術カンファレンスのポスター発表に興味のある方にとって参考になれば幸いです。